毎週行っている相場見通し(日経225・ドル円・NYダウ)に今回は、ビットコインも追加して行っていこうと思います。なぜ、ビットコインを追加したのか。
その理由は、アメブロの方で「ビットコインの展望」を時々解説している中で、解説通りに暴落をとったので今後はビットコインも追加して相場見通しをしていこうと思います。
もちろん、ビットコインが長い間続くかどうかわからないし不安定な市場であることは間違いないです。なので、ビットコインをメイン取引にはしません。
私は、あくまでオプションメインでサヤ取りと先物をメインにやっています。そのために、ドル円やNYダウも分析しています。
それらをメインにおきながらチャンスの時には、ビットコインも取引していくために環境認識をここで行っていこうと思います。
目次
日経225の見通し予想
日経225先物の週足になります。週足レベルでは保ち合いの状況で、上値切り下げ、下値切り上げの典型的な三角保ち合いです。
現在は、保ち合いの中間領域になります。中間領域は、意識されやすいポイントですのでここからどっちに向かうのかというのがポイントになります。
現状は、上から下に向かっている状況なので下に向かっていく可能性の方が高いですが週足だけ見て売買するのは難しいかなと思います。
日足のチャートになります。日足のチャートを見てわかることは、紺色のラインが買いの厚いところですね。20,200円あたりは相当強いです。
また、直近の下髭をつけている21,000円のところも買いが厚いところです。逆に言うと、この21,000円を下抜けすると20,200円ぐらいまで行くということがわかります。
今は、週足でもそうですが日足でも買ったり売ったりするところではないです。21,000円割ってから売りで入るという戦略になります。
買いで入る選択はないですし、売りで入るにしてもタイミングは今じゃないというところになります。売るなら21,000円割ってからになります。なので、それまでは待つ相場というのが今週の戦略になります。
NYダウの見通し予想
NYダウ週足のチャートです。高値更新ができずに、ダブルトップの形になって山を描いて下落してきています。その途中で大きな下髭をつけていったん上昇しています。そこが下値の節目になるでしょう。
ちょうど、トレンドラインにぶつかって反発しているので売りで入るのであれば、下のトレンドラインを割ってきたところになります。
今は、上がる下がるがわかりにくいところに滞在しています。下値も一定程度買いが厚い状況です。なので、買いにしても売りにしても週足で売買するのであれば、トレンドラインを抜けた方についていく。
そういったスタンスがベターだと思います。ボラティリティが高くなっているので、売りで入るも買いで入る資金管理だけはしっかりしておきましょう。
NYダウの日足のチャートです。大きな下髭をつけて反発しています。青枠のところと同じようなローソク足を形成していますので、いったんは下落する可能性が高いと思われます。
ただ自律反発がかなり大きいので、そのまま上がっていく可能性もなくはないです。アメリカ株は、下値にいつも買いがあつまる傾向がありますので、売りでも入れない。
なので、NYダウも戦略としては買いも売りもできないというのがメインシナリオです。トレンドラインを割ったときに売りはついていくというのがメインシナリオです。待つのも相場です。
ドル円の見通し予想
ドル円の週足チャートになります。前回もお伝えしましたが、逆三尊になる急落前水準を取り戻していません。そのため、下落の方が確率が高いとお伝えしていましたがその通りになっています。
このチャートを見て買いで入るってことはまずないですね。売りで入るポイントを考えるということになるでしょう。週足レベルではグランビルの法則6番が点灯しています。なので、日足より下の時間軸でエントリーポイントを探ります。
ドル円の日足になります。ドル円の日足は、ダブルボトムをつけた後にそれを鏡にしたようにダブルトップをつけています。ちょうど、現在がその中間領域です。
このチャートの形状を見ると買うという選択肢はもてないですね。売り目線になりますが日足では現状中段保ち合いの状況なので、すぐに売りでエントリーしてもよいと思います。
損切りを107.3ぐらいに置いて売りでエントリーするのが良いかなと思います。より安全にいきたいのであれば、三角保ち合いを抜けてからでよいと思います。その場合は、106.5を下抜けたら売りエントリーです。
ビットコインの見通し予想
ビットコインの週足チャートです。みてもらえればわかりますが、ディセンディングトライアングルを完全にした抜けしていますね。そして、移動平均線も割って週足レベルで下落トレンド突入です。
このチャートを見て買いに入る人はいないと思いますがもう少し詳しい状態を見るために日足のチャートを見ていきましょう。
ビットコイン日足のチャートです。週足のところでもお伝えしましたがディセンディングトライアングルを下抜けして完全に下落トレンドに突入しています。
赤枠のディセンディングトライアングルを下抜けして、今度は青枠のディセンディングトライアングルを形成しているのが現状です。
これは、ディセンディングトライアングルなので下抜けの可能性が高いですね。しかも、トレンドが下落局面に入っていますので上に抜けるのはないかなと思います。
ただ、三角保ち合いの上にあたるまでの反発は可能性あります。なので、下抜けを確認してから売りでエントリーしましょう。ただし、少し下の7475ドル付近に強い反発ポイントがあります。
ディセンディングトライアングルを下にぬけてもここで反発の可能性もあるのでご注意ください。より安全に行くのであれば、7475ドルを抜けてから売りエントリーでよいでしょう。
今回取り上げた4つの銘柄の中では、ビットコインがもっともトレンドが出ているのでやりやすいかなと思います。節目だけ注意して売り戦略でよいでしょう。
今週の投資戦略まとめ
今週の投資戦略をわかりやすくするために、まとめておきます。戦略をどこを見て組み立ててるかわかるように、全部読むことをおススメしますが時間がないあなたはコチラだけをご覧ください。
基本的には、今週はどの相場も待ちが基本。ドル円だけすぐに売ってもよい状態です。あとは、保ち合いや節目を抜けてから売りになりますね。
ドル円が106円台で推移していることを考えると、日経はまだ高い位置にいるという考え方もできます。なので、買いは考えずに売りの姿勢が基本です。
ダウだけまだ上がる可能性を秘めていますが、これは月曜日のニューヨーク市場が開いてからの判断になると思います。
ビットコインは、まだ下げですね。週足レベルでトレンド転換しているので、今買うという選択肢はないですね。あとは売るタイミングをどこに設定するのかというがポイント。
また、一時的に大きな自立反発がある可能性はあるのでそこで損失を食らわないように注意をしておく必要があるでしょう。
②ドル円 すぐ売り
③NYダウ トレンドラインを割ったら売り
④BTC 三角保ち合い抜けたら売り