日経225・ドル円・NYダウの見通し予想(2019/9/16~)

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今週は、月曜日が祭日だったので遅くなりましたが日経225ドル円NYダウの1週間の見通し予想をお伝えしていきたいと思います。

いつも話していますが、チャートは天気予報です。必ずあたるわけではないけど、おおよその方向性はあたる。それがテクニカル分析です。

 

ただ、大事なことは予想ではないんです。あくまで確認です。現状がどのようになっているのかの確認。天気予報でもそうですよね。天気図がどうなってるとか雨雲がどうなってるとか。

確認をしていきますよね。私が毎週見通しをしているのは、そんな感じのことになります。なので、大きく外してる週はないですし、ほとんど戦略通りやれていれば利益は出てると思います。

日経225の見通し予想

日経は、先週は爆上げの1週間でしたね。ドル円やNYダウも上げましたが最も強かったのが日経でした。今回は、ザラ場のチャートを見ていきます。

日経225のザラ場の月足を見てもらえればわかりますが、もう上のトレンドラインとぶつかっていることがわかります。なので、今月のポイントとして終値で22,360円を超えてるかどうか。

この金額がとても重要になってきます。もし、9月末に22,360円を抜けていたら史上最高値の更新もあり得るチャートをしています。今の日経225は、それぐらいの強さはあります。

 

次に、日足のチャートを見ていきたいと思います。基本として、月足や週足で大きな流れを見てその上で日足を見るというのが現状認識をするためには必須のことになります。

 

日足のチャートでは、ボリンジャーバンドを表示しています。先週もお話しましたが、日足レベルでこれだけ開くというのは、ありません。なので相当強い相場です。

ただ、上にトレンドラインがあるのでいったん跳ね返される可能性が高いです。その上で、押し目を拾っていくという戦略を今週もとっていきたい。

 

私はもっと緩やかな上昇が来て、暴落が来ると思っていたのですがこのチャートを見て暴落が来るっていうのであれば、素人中の素人になってしまいます。

多少の調整はあると思いますが、下げてもそんな大きな下げにはならないと思っています。目安としては、フィボナッチでみてみます。

 

同じ日経225の日足チャートですが、フィボナッチを引いてみました。今回の相場は強いので、38.2%の21,300円ぐらいまでには止まるかなというのが想像できます。

では、どこまで上昇するのか。そのあたりもチャートから確認していきましょう。週足のチャートでフィボナッチを引いてみますね。

 

週足のチャートで、どこまで上昇するのか確認してみました。一応、第一のターゲットは61.8%の22,320円になります。直近高値もそこにありますのでここで止まる可能性が高いです。

 

ただ、ここを抜けたら最高値も見えてくると考えています。なので、22,320円を抜けてくるのかどうかというのが今週の見通しでは重要になってきます。

 

ちなみに、今週の戦略としては21,300円ぐらいまで下がることを想定して押し目買いのチャンスをうかがう戦略になります。利確は、22,320円を第1のターゲットになるでしょう。

ドル円の見通し予想

次にドル円のチャートも見ていきましょう。ドル円も先週は強い1週間でしたね。ただ、チャートを見てもらえればわかりますが、日経よりは弱いですね。

ドル円が日経よりも弱いという理由は、上昇の角度と急落前水準まで戻しているかどうかというところがポイントです。ドル円は、急落前までもどしていません。

そして、現在は三角保ち合いになっています。角度的には上にぬけそうだなとは思いますが、まだもう少しおす可能性もあるので、買いで入るならトレンドラインを抜けてからでもいいのかなと思います。

 

ドル円は、日足だけを見ると上に抜けそうとなるのですが大局目線で見るとまだ下落トレンドの最中にあるので、もう一度下落の方に進む可能性があります。

中東の原油の問題もあるので、どんどん買っていくというのは控えたほうがいいのかなと思います。ただ、買うのであればトレンドラインを上抜けて。売るのもトレンドラインを下抜けでいいと思います。

 

私は、この形になると手を出さないというのが基本スタンスです。待つのも相場。これが一番難しくて、なかなかできない人が多いのですが、トレードで勝つために最も重要なところですのでしっかり待ちましょう。

NYダウの見通し予想

最後に、NYダウの見通しを予想していきます。まずは日足のチャートから見ていきましょう。

ダウは、史上最高値の更新までもう少しってところですね。ただ、上髭2本をつけたところでいったん落ちるだろうなって思ってTwitterでつぶやいてたところに、中東の問題が起きて下落。

どこまで落ちるのか。トレンドラインで反発するのか。もしくは、移動平均線のところで反発するのかというところですね。

 

ちょうど移動平均線のところは、フィボナッチの38.2%になるのでこのあたりで止まるのかなと見ています。ただ、ダウは日経ほど強くないので美味しい取引ではない気がします。

押し目で買うのはありですね。ただ、銘柄を選択する上でどちらが強いのかというのは重要なのでどうせ買うなら日経の方がいいような気がします。

日経225は、おそらく消費税増税前に落とせないということで日銀が相当ETFを買っていると思います。今年は、令和になる前も大量に買っていましたし下げれないというところでは買ってきています。

 

なので、10月に入ったら令和の最初みたいに暴落をする可能性が高いですが、それまでは上げていくことが予想されます。なので、今は期間限定でダウではなく日経かなと思います。

今週の投資戦略まとめ

それでは、ここまでお伝えしてきた今週の投資戦略をわかりやすく、すっきりとまとめていきたいと思います。

今週のトレード戦略
①日経225 押し目買い。21300円までの間
②ドル円  待つ相場。
③NYダウ   押し目狙い。ただ日経の方が旨味

一旦、過熱感がある日経225とNYダウは押し目待ちでよいと思います。すでに買いで保有しているような場合は、つなぎ売りを入れてもよいと思います。そして、上がりだしたら切る。

そうすることで、トレンドに乗り遅れることがなくなると思います。今週のひとつのポイントとしては、アメリカ株の指数が史上最高値の更新できるのかどうかということです。

 

もちろん、高値更新したら日本も爆上げになるでしょう。なので、今週に限っては日経225をおススメしたいと思います。ちなみに、この上昇は10月までは続くと思っています。

先ほど言ったように、消費税の問題があるので政府はどうしても株価を上げておきたい。あと、モメンタムをみると10月中頃ぐらいまでは、勢いが継続すると分析から導きます。