今回も各市場(日経225・ドル円・NYダウ)の相場見通しを確認していきます。いつもいいますが、予想ではなく確認です。
現在の相場環境がどうなっているのか。その確認をして戦略を立てていくというのが相場見通しの目的です。多くの人は、相場環境を確認せずに売買をスタートします。
しかし、相場で勝ち続けている人がもっとも大切にしているのが環境認識です。環境認識で50%は決まります。残り50%は資金管理ですね。なので、今回もしっかり各市場の相場環境を確認していきます。
目次
日経225の見通し予想
まずは、日経225日足のチャートです。こちらを見ればわかりますが、現在は下落してきていますね。ちょうど下の水平ラインのところで反発をしているところです。
これが、どこまで反発するのか見極める必要があると思います。このチャートを見てこっから急反発するっていうのは考えにくいので、上がったとしても保ち合いになると思います。
逆に、米国が中国企業の証券取引所での上場廃止を言い始めているので、本格的にそのような動きになれば大きな暴落がやってくると思われます。とりあえずは、どこで下げ止まるのか確認する。
この確認が重要になります。空売りで入るのであれば、下の水平ラインを抜けてから入ればよいと思います。下げている途中ですからすぐに買いで入る戦略はないです。
次に日経225の4時間足のチャートです。下の水平ラインにぶつかっていますね。しかも形状は、三角保ち合いのディセンディングトライアングルになります。
典型的な下げチャートです。なので、売りをいつ入れてもよいタイミングにはなっています。より確実にいくなら抜けてからになりますが、早めに売るなら今から売りで入ってもよいかなと思います。
今週の日経225の売買の戦略としては、水平ラインをどちらに抜けるかというのを確認してから入るというのがよいです。基本は、売り目線ですがここから徐々に上がってくることも考えられます。
そうなれば、水平ラインの上を抜けてから買いで入るパターンもありです。要は、抜けた方についていくというスタンスの戦略で私は見ています。
NYダウ見通し予想
NYダウ日足のチャートになります。上昇が一服している様子がうかがえます。トレンドラインを割り込み、現在は移動平均線も割っています。そのため、売りといいたいところです。
しかし、現在の価格は水平ラインの赤枠で囲っているところのあたりで、レジスタンスライン、サポートラインとして機能しているので今回もきいている感じです。
そのため、売りで入るのであれば水平ラインを下に抜けてからになります。このレジサポラインで反転する可能性もあるので、そこの見極めをしてからでないと入るのは難しいですね。
ここを下抜けしなければ、上がりそうな気もするチャートです。本日が月末で月足チャートが確定するのでその辺りも注目ポイントになります。
NYダウの月足になります。見ればわかりますが、アセンディングトライアングルを形成しています。なので、上抜けする可能性もあるのかなというところです。
9月30日、本日の終値がどのようになるのかによって、大きく世界の株価はどちらに行くか決まると思われます。大きな上髭をつくるのか。それともアセンディングトライアングルを上抜けするのか。
もしくは、今の価格のまま横横で動いていくのか。本日のダウの終値は、世界の株価にとっても大きな日になると思います。中国との貿易戦争がある中、どのように動くのか注目の1日です。超重要です。
ダウについては、日足の水平ラインを下抜けしたら売りでエントリーになります。それ以外は、待つ相場という戦略です。
ドル円見通し予想
ドル円の日足のチャートになります。先週から基本的なスタンスは変わっていません。急落前水準を取り戻していないため、下落方向にいくチャートパターンですね。
その中で、三角保ち合いをつくっています。下抜けしたのを確認してから売りでエントリー以外の戦略は描けない状況です。
上に抜けるパターンもなくはないですが、その場合は手出ししないというのがいいのかなと思っています。ドル円もどちらかに抜けるまで待ちというのが基本姿勢です。
今週の投資戦略まとめ
私の今週の投資戦略をわかりやすくするために、下記にまとめておきます。時間がないというあなたは、ここだけみておけば私の戦略はわかります。ただ、自力をつけるためには全部読んでくださいね。
どの相場も現在は保ち合いの状況になっているので、抜けるのを待っている状況です。基本天気には、下に抜けることを予測していますが、それも100%ではないのでしっかり抜けたのを確認してからエントリーです。
今週一番の注目点は、各市場の月足のチャートがどこで引けるのかというのがポイントです。特にみとくべきは、NYダウですね。ここで指数はすべて決まると言っても過言ではないので明日の朝必ず確認しましょう。
大きな目線は、月足のNYダウのローソク足で決まります。アセンディングトライアングルを形成しているだけに今日の値動きはめちゃめちゃ重要になります。
②ドル円 売り。三角保ち合い下抜けで売り
③NYダウ 売り。水平ライン下抜けで売り