このページは、RSIのダイバージェンスについてご説明しています。私は、グランビルの法則の1番と5番を利用して転換点をとっていることを以前記事にしました。
その際に、グランビルの法則だけでなくプラスして見ているのがRSIのダイバージェンスになります。そこで、今回はRSIのダイバージェンスでどうやってトレードしていくのか。
実際に現在RSIがダイバージェンス起きていてチャンスになっている銘柄についても後半に触れていきます。転換点をとればトレードはすごく楽なので、最後までお付き合いください。
目次
RSIがダイバージェンスしているチャート
では、さっそくRSIでダイバージェンスしているチャートがどんなものなのかを見ていきましょう。
チャートの下の方にあるのがRSIになります。価格がどんどん上昇していき、高値を切り上げているのに対して、RSIは、逆に高値を切り下げているのがわかります。
この状態をダイバージェンスと言います。価格と逆の動きをしている状態をダイバージェンスと言います。これは、何を意味しているかというと上昇の圧力が弱まっていることを意味しています。
次は、逆のパターンのRSIのダイバージェンスです。価格は、安値をどんどん切り下げているのに対して、RSIは安値を切り上げています。この状態がダイバージェンスになります。
このケースでは、ダイバージェンスを発見したら下落の勢いが弱くなっていることがわかります。そのため、価格は下落しているのですがRSIは上昇しています。
では、このRSIのダイバージェンスをどのようにトレードにいかしていけばいいのでしょうか。具体的にRSIのダイバージェンスを使って売買する方法をみていきます。
ダイバージェンスで売買する方法
ここからは、RSIのダイバージェンスを利用して売買する方法をお伝えしていきます。このRSIのダイバージェンスは、2つ利用方法があります。順番に見ていきましょう。
利確に利用する方法
RSIのダイバージェンスの出現は、価格の上昇や下落の圧力が弱くなったことを意味します。なので、その現象を利用して利益確定に利用します。さっそく先ほどのチャートを見ていきましょう。
買いでエントリーしているとして、価格が上昇したところでRSIのダイバージェンスを確認します。上昇圧力が弱くなっていることからそろそろ利益確定を考えます。
その上で、移動平均線を割ったところで利益確定をします。ちょうど、チャートの赤丸のところです。そうすることで、天井近くのところで利益確定をすることが可能になります。
このように、RSIのダイバージェンスを利用することで圧力が弱まったことを確認して、移動平均線を割ってから利確します。
ダイバージェンスだけだとダマシになって上昇することもあるので、移動平均線も確認することで利益確定を失敗せずにすみます。
エントリーに利用する方法
何度も言っていますが、RSIのダイバージェンスの出現は圧力の弱まりを意味します。そのため、エントリーにも利用することができます。チャートを見ていきましょう。
今度は、利益確定ではなくエントリー手法として見ていきます。RSIのダイバージェンスをが発生した後の移動平均線を上にブレイクしたところで買いエントリーをします。ちょうど、赤丸のところです。
このケースでは、うまく上昇しているので利益をとれていますね。日足レベルでRSIのダイバージェンスは、ダマシが少ないので大きなエントリーチャンスになります。
もちろん、空売りでもつかえます。エントリーは売り買いが逆になるだけでまったく同じです。RSIのダイバージェンスは、時間足が短くても使えるテクニカルですが、当然時間足が長い方が成功確率は高いです。
ちなみに、このダイバージェンスはRSIもMACDも同じ見方をします。ここまでで、RSIのダイバージェンスを使って利益確定する方法とエントリーする方法を見てきました。
RSIチャンス銘柄
ここから、現在RSIのダイバージェンスが起きている銘柄を見ていきます。チャンス相場になるので、しっかりと確認しておきましょう。
まずは、日経225です。月足で見ています。RSIのダイバージェンスが起きており、2度移動平均線を割ってきています。ただ、現在もまだ高値圏にいるので今後まだ大きく下がる可能性が大です。
RSIが現在52あたりなので、一度30ぐらいまでは下がっていくことが予想されます。日経225は空売り銘柄として、しっかり認識しておきましょう。
つぎのRSIダイバージェンス銘柄は、NYダウです。ダウの月足は、高値を徐々に更新していってます。しかし、RSIは右肩下がりのダイバージェンスを起こしています。
これまで、2回移動平均線を割っていますが、まだ下落トレンドになってません。あまりに強いので、逆張りでダウの空売りをって人は少ないですが、最強の空売り銘柄です。
ダウの転換点をとれれば、一代で財をなすぐらいの価格の利益をとれる可能性があります。それぐらい期待値が大きいダイバージェンス銘柄です。
他にも株式では、ナスダック、SPX500とアメリカの指数は天井圏でダイバージェンスが起きています。他にも各国の株式はどこもダイバージェンスが起きていて、ドイツのDAX、インド50、英100などすべてダイバージェンスになっています。
要は、株式はどこの国も高値圏でダイバージェンスが発生しているということです。私がメルマガなどで世界同時株安が来るというのは、このあたりからもよみとれるのです。
ただ、これらのRSIのダイバージェンスは全部月足です。1月で1本のローソク足ができるものですので、転換するまでにかなり時間がかかります。なので、タイミングを計って空売りをしていきましょう。
もうそう遠くない未来に空売り祭りが必ずやってきます。NYダウを狙うか日経を狙うか決めて、タイミングを計ってエントリーしていくと大きな利益がとれるでしょう。
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