ローソク足の種類(基本)

このページは、テクニカル分析の基本となるローソク足種類について解説していきたいと思います。最低限知っておくローソク足の形状などを利用して、勝ちパターンを作りましょう。

まずは、ローソク足の種類を解説した動画をアップしていますので下記からご覧ください。時間がないあなたは、動画ではなく記事をご覧ください。

 

ローソク足の基本

今日は、ローソク足の種類について説明していきたいと思います。ローソク足の種類については、ダウ理論やグランビルの法則よりも以前に学ぶようなテクニカル分析の基本中の基本です。

そのため、知っていることも多いと思うんですけど、基本なのでそこを押さえた上で次に進んでいくという意味で、ローソク足の種類ついてご説明したいと思います。

まず一つ目の一番上の段です。ここは陽線の段です。大陽線の段です。強い上昇の時に出るのが大陽線で、丸坊主というのは上にも下にヒゲがないものです。

上にヒゲがあるのが寄付きの坊主、下に少しヒゲがあるのが大引けの坊主という風に言われています。チャートでちょっと見てみます。

例えば、水色で囲んだことろは大きい大陽線です。いくつかあることが確認できると思います。こういった陽線があった後というのは、すごく強いので上昇が継続しやすいということがいえます。

なので、陽線の大きさが相場の強さになるので、その辺りは知っておく必要があります。ローソク足の大きさが相場の強さをはかるものの一つです。

陰性の場合は、これはまるまる逆です。大陰線の丸坊主というのが、上ヒゲ下ヒゲがない陰線で、同じようになっています。

これも結構パッと見たら分かると思うんですけど、赤丸で囲んでいるところに強い陰線があります。なので、こういうローソク足が出ていると、下げが強いというのが分かると思います。

 

上昇に比べて下落の方がローソク足がでかくなる傾向があります。相場というのはちょっとずつ上げて、大きく下げるという習性があります。そこはチャートを見ていただいたらわかると思います。

次に重要なのは、重要なのはコマ足(赤丸)。あとは、ピンバー(青丸)と言われる部分です。この辺りが結構重要になってきます。

コマ足というのは、陰線でも陽線でもそうなんですけど、方向性に迷っている時に出るローソク足です。ピンバーというのは、転換点に出る場合が多いです。その辺りもチャートから見てみましょう。

例えばピンバーで言うと、赤丸の印がついているところです。小さいですけど、ピンバーが出たあとに、下落から転換してまいす。

ピンバーは、印をつけているように転換点にこう出てくることが多いです。反転するポイントです。特に、下げてきていて陽線のピンバーをつけて上がることが多いです。

逆張りでエントリーするのに、すごい使いやすいと思います。この陽線のピンバーを見て、エントリーするというのも一つのポイントです。

逆も然りで、下げる時はピンバーの逆のトンカチ(緑丸)をつけて下落していくことが多くあります。これもチャートで見ていきましょう。

赤丸をつけているところがトンカチで、上ヒゲつけて下落みたいな形をとっています。典型的な下げパターンに出やすい傾向にあります。なので、ピンバーっていうのは、逆ですね。

ピンバーとトンカチは両方チェックするようにしてください。ピンバーやトンカチが出たら利確する。あるいは、そこの反転を狙っていくという戦略がとれます。

 

コマの場合は、相場が迷っているということなので、あまり手出しをしなくてもいいのかなという風に思いますが、ピンバーとトンカチは必須のローソク足です。

あと覚えておく必要があるのは、十字線(ピンク丸)です。ここも相場の転換点とよく言われます。これが出た時というのは、転換する可能性があるということです。

すべてが全部このローソク足に当てはまるわけではないですし、陽線だったからといって次も必ず陽線が出るわけではないんですけど、基本的なことなので、大陽線こうなった時に強い。

 

大陰線がでた時に弱いっていうのは基本的なことなので覚えておく。相場の心理なので、私だけが意識していることではなくて、相場トレードしている人みんなが意識しています。

なので、そのように動きやすいという傾向があります。なので、ローソク足の種類は全部覚える必要はないのですが、最低限覚えておくことが必須です。

 

まとめますと、大事なのは大陽線と大陰線を覚えること。ピンバーとトンカチは、転換点に出やすいので、チェック必須です。あとは十字線も同様に転換線になりやすいです。

簡単なものだけでいいので、必ず頭に入れておきましょう。特に、下げの時のトンカチはかなり高い確率で、上ヒゲつけて下落のパターンです。

 

大きく下落する時はトンカチで下落することが多いので、この辺りのローソク足というのを見て、その上で移動平均線とか他のオシレーターを使って自分の必勝パターンを作りましょう。

その手掛かりの一つにローソク足を使っていくというのが非常に、相場で売買していく上では重要になってくると思います。