ビットコインが暴落して、ビットコインキャッシュが爆上げしているここ数日。ビットコインとビットコインキャッシュは何が違う?ビットコインキャッシュの将来性はどうなの?といったところについて今回は詳しく記事にしていきたいと思います。
目次
ビットコインとビットコインキャッシュの違い
ビットコインキャッシュは、ビットコインからハードフォークして生まれた仮想通貨になります。最も大きな違いは、容量になります。
ビットコインは、1ブロックがわずか1MBであるのに対し、ビットコインキャッシュは1ブロックが8MBあるというのが最も異なります。また、権利関係というのも異なりますね。
ビットコインは、非中央集権を理念にしていますが、マイナーが力をもっていてそれがうまく機能していないのが最近の状況になります。
しかし、ビットコインキャッシュについてはマイナーが力をもっていて中央集権化している仮想通貨といって間違いないでしょう。
ビットコインから分裂しているだけのことはあって、もともとのビットコインよりも容量も8倍ありますし、中央集権化することで今後運営がしっかりとしてくると予想されます。
旧来のビットコインは非中央集権であるが故に、ハードフォークで分裂しまくりの状況です。私は、非中央集権がいいと思っていませんので、将来性はビットコインキャッシュの方があると思っています。
ビットコインにセグウィット2xを仕掛けていたマイナーたちは、セグウィット2xが中止になったとたんにビットコインキャッシュに移動しマイニングをすることになりました。
そのために、ここ数日はビットコインが下がりビットコインキャッシュが爆上げしています。その影響で、ビットコインの方は15万件以上の遅れが発生しています。
では、ビットコインキャッシュは今後も将来性があるのか。それとも、ビットコインが巻き返してくるのかというところに注目が集まりますよね。
ビットコインキャッシュの今後
将来性をなにに置くかにもよりますが、価格という面だけで考えるとしばらくは上がると思います。有力なマイナーがこぞって、ビットコインキャッシュに鞍替えしています。
このことは、とても大きいですね。そして、これまでビットコインの上昇を支えてきたライトな投資家はビットコインからビットコインキャッシュに移動すると思われます。
そういった仮想通貨のことを上がりそうで買っている層にとっては、ビットコインだろうがビットコインキャッシュだろうがあがればいいでしょうから、短期目線では上昇すると予想します。
ビットコインの時価総額を上回るかというと可能性は、十分にあると思います。そうなるとビットコインキャッシュ側の人が発言しているように、ビットコインにビットコインキャッシュがなる。
との言葉も現実味がでてくるのかなと思います。もちろん、投資家の判断によるところが大きいとは思います。ビットコインコア側がスケーラビリティの問題に本気で取り組み改善していく可能性もあります。
しかし、現状の1MBのままで決済機能としてうまく機能していないビットコインが生き残るのは考えにくいかなと思います。なので、ビットコインについてはそこの問題の解決は急務だと思います。
それができないと、ビットコインキャッシュがビットコインになり、ビットコインがビットコインクラッシックみたいな形になっていくのではないかなと思います。
ビットコインキャッシュの将来性
個人的には、旧来のビットコインは終焉を迎えようとしていると思っています。ビットコインキャッシュとどちらが残るかというと、決済機能として性能がいいほうが将来的に続いていくことになると思います。
中央集権か非中央集権かとういうことはそれほど重要ではないと思っています。なので、ビットコインキャッシュの方が、ビットコインよりは将来性はあると考えています。
当面はビットコインと両方保有しておくというスタンスでいいと思います。ただ、ビットコインキャッシュの人が話しているように、5月までの間にだいたいの大筋はみえてくるのではないでしょうか。
私自身は、ビットコイン系がずっとナンバーワンの座にいることはないと思っています。インターネットが発展してきた過程を考えると、Googleのような企業がこれから出てくると思います。
なので、すぐれた暗号通貨はこれからもどんどんでてくるのだと思います。ブロックチェーンをつかった技術で金融関係のインフラがどんどん変わってくることもあるでしょう。
ビットコインキャッシュが特別に将来性があるとは思っていませんが、ビットコインと比較した場合は、ビットコインキャッシュが残っていくことになると予想します。
5月までの間にトレードするのであれば、ビットコインキャッシュは魅力的な通貨の一つになると思います。しっかりと、チャート分析をしながらトレードしていけば大きな利益を上げることはできるのではないでしょうか。
逆に、まだ投資を始めてそれほどの期間がたっていないというのであれば、どこかのタイミングで大きな痛手を負う可能性が高い通貨だと思います。しっかりと、リスクと将来性のバランスを考慮してトレードすることをお勧めいたします。
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