日経225オプションチャートを利用してコールオプションを売る方法

このページは、日経225オプションチャートを利用してコールオプションを売るタイミングについてお伝えしています。

コールオプションを売るタイミングを知りたい。日経225オプションをやっているけど、チャートの利用方法がわからないというあなたは今回の内容がお役に立つと思います。

日経225オプションチャート

まずは、日経225オプションチャートをどうやって見るのかわからないというあなたもいると思うので、見る方法を解説したうえで、オプションチャートの使い方を紹介します。まずSBIのハイパーSBIを開きます。

チャートのところをクリックします。すると次の画面になります。

赤丸のところを順番に設定していきます。オプションを選択して、コール、プットを選択します。そして、描画を押すと上記のようなチャートが出てきます。今回は、22250円のコールのチャートをみています。

 

ここから本題に入っていきます。このチャートを使ってコールオプションを売る方法を解説していきます。この方法で有効なのは、特にSQ週とその前の金曜日などSQが近くなってからです。

では、わかりやすくするために、C22250のチャートをもう一度みていきたいと思います。そこからコールを売るタイミングをみていきます。

チャートを見てもらえればわかりますが、大きな上髭をつけています。こういうローソク足(チャート)が出た場合に、SQ週やその前の金曜日あたりに売っていきます

今回でいうとSQ週で、コールの22,250円を売るということです。もちろん、ストップロスを上髭の天井に置いて売っていきます。

なぜSQ週がコールを売るタイミングなのかというと、時間的価値が価格に大きく影響するからです。なので、SQ値に到達しない場合というのは山を下りていくように右肩下がりにオプション価格が減価していきます。

 

そこのチャートを狙っていくと勝てる可能性が高いのです。オプションの特徴として、SQに向けて価格が大きく減価するのは、残り2週間というところです。

その辺りからこの価格はいかないかなというのを予測をたて、チャートを一つずつ見ていきましょう。その中で、大きく上髭をつけているオプションチャートを見つけていきましょう。

オプションチャートの使い方応用

ここまでに、SQ週に上髭を大きくつけているような価格のコールを売るということをお伝えしました。まだ何も保有していない時はそれでいいのです。

しかし、すでにC22250を保有していた場合にどうするのかという問題があります。上髭をつけたところで損切りしていたとしましょう。その時にどうするのか。

この場合、いったん大きく上に行った場合に損切りをします。どこまで上昇するかわからないので、そこはルールを守って損切りしなければなりません。

ただし、先物と違って損切りして諦めるってことを日経225オプションの場合はしません。価格は、山を描くように下落していきますので、一旦損切りをした後に同じ価格で再度エントリーするのです。

 

少しわかりにくいかもしれませんので、今回の日経225オプションチャートで例をあげて解説したいと思います。

損切り例
C22250 100円 売り
損切り値 200円

日経225オプションチャートでは、損切りをした後に250円まで上がっています。そのタイミングで、逆指値で200円で売りの予約注文を入れます

なぜそうするかというと、オプションは一旦大きく上げたあと時間的価値が減少していくため山を描くように下落していくからです。なので、再びオプション価格が減価していったところで再エントリーするのです。

 

そうすると、SQに日経平均が22250円以上にならない限り損をしないことになります。もちろん、もう一回上がってくる可能性もあります。なので、これを行うタイミングはSQ週にします。

 

SQ週以外の時は、この戦略をとらずにまったく新しいポジションをとる方が無難ですので、その辺りは勘違いしないようにしてください。

今後、日経225は消費税増税、東京オリンピック終了をきっかけに下落していくことが予想されますので、コールオプションを売るテクニックをマスターすればかなり勝ちやすいと思います。

 

コール売りだけで生活している人も私の周りにはいるほどです。時間的価値の減少がオプション価格に影響しますので、SQ週にターゲットを決めてコール売りを実践していきましょう。

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