このページは、リップルのカンファレンスが11月10日に東京で行われたのでそのことについてお伝えしていきたいと思います。韓国での同様のカンファレンスでは、メキシコとアメリカの銀行間での送金がされていることが発表されました。
また、今回の東京ミートアップのカンファレンスではリップルのXRP最高責任者Miguel Viasさんと吉川絵美さんが質問に対する質疑応答をCOIN POSTさんユーチューブで公開してくれています。それを見ていきましょう。
ちなみに「東京ミートアップ」については、300名を集めて東京の日本経済新聞社で行われたイベントになります。今回のカンファレンスでは、そうそうに300人の定員が埋まってキャンセル待ちのような状態になるほどのイベントになりました。
目次
東京ミートアップの質疑応答の動画
そのために、金融機関や仮想通貨の取引所、マーケットメーカーなどと協力をしていくことに注力しているとあります。なので、リップル社はまずは国際送金のマーケットを取りに行くために動いているということがわかります。
そして、課題として大きな金融機関の取引を開始するためには、以下のようなことを今後行っていかなければならないと発言しています。
①国の規制の整備
②デリバティブ市場でツールが活用できること
③セキュリティー問題
逆にいうと、これらの3つをクリアするとリップルは大きな金融機関との取引を開始できることになるわけです。国の規制というのは、各国様々ですのでこの辺りは非常に難しいですが②と③については近いうちにいけるのではないかと思います。
そして、Miguel Viasさんの質疑応答を聞いているとわかることはとにかく金融の分野に特化したものをとりに行くんだ。いろいろなジャンルを目指すのではなく、金融機関に対するソリューションに特化しているのだと質問に答えています。
東京ミートアップの質疑応答の感想
リップル社の責任者に時価総額やXRPの価格の上昇の質問をしても、そりゃあ答えてくれるわけないでしょって感じでした。私が見てて思ったことは、要は質問があまりよくないということです。
きっと、責任者などに質問するのであれば未来のビジョンやインフラがどれくらいで整うのか。そういった質問をしてほしかったなあって個人的には思いました。リップルのカンファレンスなのですから、考えて質問してほしかったです。
普通に考えて価格のことや時価総額については、答えられないと思います。今回のカンファレンス「東京ミートアップ」では、投資家が多かったためにそのような質問になったのかなって思いますね。
Miguel Viasさんがややうんざりといった表情をしていましたね。それがとても印象的でした。ただ、そんな中でも気になったのが大きい金融機関が利用するようになるためには①~③までの対策が必要ということです。
③のセキュリティーは、常に日進月歩で進歩しているでしょうからあえて触れませんが、①の国の規制の整備で言えば日本は、どちらかというとはじめやすいと思います。三井住友銀行とか三菱UFJとかで早く実現してほしいですね。
②のデリバティブ市場で利用できるものでなければということは、取引所でもっとたくさん取引をということなのか。それとも、株式市場などでも利用できるものでなければということなのか。おそらく前者になるのだと思います。
しかし、もし証券取引所とかでもXRPの仕組みをつかっていこうと考えているとすれば、それは大きな大きな市場になっていくのではないかなと思います。もしかしたら、そっちのような気もしますね。
いずれにしても、リップル社が現在取り組んでいることはXRPの流動性を高めることになります。そのうえで、どんどん実績を積み上げていくのだと思います。いよいよ近づいてきたという感じですね。
リップル公式カンファレンスまとめ
日本のリップルのカンファレンスでは、特別大きな発表はありませんでしたね。しかし、リップルが金融の分野に一点集中で取り組んでいることがわかり安心しましたね。まずは、金融の分野を突破しないと、今の世界は金融が中心ですからね。
アメリカを牛耳っているのは、金融業界と言われるぐらい金融業界は力をもっていますので、そこの突破を図ろうとするなら一点集中しかありません。リップル社は、すでに大きな問題をどんどん解決していますしね。
ビットコインのように金融業界との対立から生まれるような革新ではありませんが、最後に残るのは現状あるシステムと調和しながら革新するリップルではないかと思っています。今後、社会のインフラとしてXRPは活用されることを期待したいですね。
また、2018年からのリップルがトップギアに入れて突き進んでいくスピード感に注目していきたいと思います。私は、まだまだガッチリホールドになります。
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