サヤ取り投資の銘柄選定方法はコチラ

今回は、サヤ取りの銘柄選定の方法を解説しました。サヤ取りをやっているけど、どのように銘柄を選ぶのかわからないってあなたはご覧いただけたらと思います。


サヤ取りの銘柄選定の流れ

サヤ取りの銘柄選定は、通常の株式を買ったり売ったりするような難しいものではありません。テクニカル分析の勉強やファンダメンタルズ分析も必要ありません。簡単な以下の3ステップです。

サヤ取りの銘柄選定
①同じ業種の銘柄コードを調べる
②ハイパーSBIで相対チャートを開く
③相関関係があるものを選択する。

サヤ取りできるチャート

動画の中でも解説していますが、サヤ取りの銘柄選定はすごく簡単です。3つのステップを何度も繰り返していくだけです。具体的に見ていきましょう。以下のチャートは、現在私がサヤ取りしてるNYダウと日経です。

上下のチャートを見てもらえればわかるように、開いてはくっついてを繰り返していますよね。動きもすごくよく似ています。こういったチャートはサヤ取りが可能です。なので、NYダウと日経のサヤ取りをやっています。

 

次のチャートも現在やっている日経とTOPIXの相対チャートになります。NYダウと日経と同じように、上下のチャートが連動していることがうかがえます。

なので、こちらのチャートもサヤ取りができるチャートになります。一目見れば、相関性が高いことがわかると思います。

 

次は、個人投資家は資金が必要なので手を出しにくいかもしれませんがチャートとしてはすぐれてるものです。日経とトヨタ自動車です。

こちらも相対チャートを見てもらえばわかりますが、同じ動きをしているなかで行ったり来たりしていますね。すごくよいチャートです。

ただ、動画の中でも解説しましたが問題点としては証拠金の問題だけですね。株式とデリバティブの証拠金管理が別になっているので資金が豊富にないとできないところが欠点です。

 

機関投資家さんは、きっとかなりの資金量でサヤ取りをしていることが予想されます。それぐらい、サヤ取りをする上では素敵なチャートしています。

 

次は、同じ業種から選択したチャートになります。最近、なにかと話題になっている日産自動車といすゞ自動車の相対チャートです。

自動車業の中では、かなりよい相対チャートだと思います。連動して、くっついたり離れたりしていますので利益をとりやすいと思います。

 

次に金融業界の大手2社。三菱UFJと三井住友の相対チャートになります。こちもかなりサヤ取りをするにはよいチャートになっています。

5月から8月は、やや離れていますがそれでもやがてサヤ取りが縮まってきています。今は交差したりせんかったりで、利益をとりやすい状態になっています。

 

動画でもお伝えしていますが、以上のような相対チャートのものがサヤ取りの銘柄選定としてはうまくいくものになります。次に、サヤ取りに適さないチャートをみていきます。

サヤ取りに向かないチャート

では、ここからはサヤ取りに向かないチャートになります。まず一番最初は、日経とドル円です。よく連動している。相関性があるなんていわれますが下記を見てください。

日経平均とドル円は連動している。相関しているって言われますが実は、最近はあまり連動していません。こんなチャートでサヤ取りやるとうまくいきませんので、おススメできません。

 

次に、トヨタ自動車といすゞの相対チャートを見ていきましょう。

チャートを見ればわかりますが、どんどん開いていっていますよね。こういう形の相対チャートであれば、サヤ取りは難しいです。

もう少し連動して動いて、幅が広がりすぎない銘柄を選択していく方がリスクが少ないです。このトヨタ自動車といすゞ自動車の2つでサヤ取りを私はできないです。

 

最後に、証券会社同士である野村証券と大和証券の相対チャートを見ていきましょう。証券会社の1位、2位なのでうまくいきそうな感じはしますよね。

野村証券と大和証券ってすごく似ていると思うんですけど、9月以降の上昇に大きな開きがあり相関性が崩れています。なので、この2つも現時点ではあまりサヤ取りには向いていないです。

去年の前半の動きを見てたらうまくいきそうな感じはあるのですが、実際に9月以降にサヤ取りで入ると損切りにかかっていることが予想されます。

サヤ取りの銘柄選定のまとめ

サヤ取りは、以上のように同じ業種で似ているかなって予想だけではだめでしっかり連動しているのかという確認が必要になります。そのために、しっかり相対チャートを見ておくことが必要になります。

サヤ取りの銘柄選定
①同じ業種の銘柄コードを調べる
②ハイパーSBIで相対チャートを開く
③相関関係があるものを選択する。

手順そのものは、上記の3つのステップだけなのですごく簡単です。また、銘柄もたくさんを知っておく必要はありません。いくつか自分の得意なものだけをずっと売買していたので大丈夫です。

今回、サヤ取りの銘柄選定の方法をお伝えしましたがいかがだったでしょうか。