株式売買のルールで決めるべきこと!

こんにちは。タートル森高です。今日は、株式売買で必要になるルールについてお伝えしています。株式投資で、安定して稼ぎ続けるために最も重要なものが何かというと売買ルールだと思っています。

 

そのルールが守れるメンタルも大事ですが、そもそもルールがないと感情で投資をしてしまいます。感情で投資をするということはどういうことか。例えば、現在売れば100万円の利益が出る株を保有していたとしましょう。

 

2つの株式売買

それならあなたはどうしますか。明日も株が上がると思ってもち続けますか?それともすぐに売って利益を確定したいと思いますか。この質問をした時にほとんどの人は、すぐに売って利益を確定するという行動をします。

 

その株の利益が300万円になる可能性があったとしてもです。逆に、あなたの保有株が現在売ると、50万円の損失をしています。あなたは売りますか?この質問に対して多くの人はなんとか取り返したいと思うので保有し続けます。

 

この2つの例が実は多くの人間の感情を表しています。どういうことかというと、多くの人の感情というのは利益が出ていればはやく利益を確定したい。損失が出ている人は取り返したいために保有を続ける。いわいる塩漬けですね。

 

感情で投資してしまうとこのような結果になるのです。もっと利益が取れるのに早く利食ってしまう。もっと損失が出てしまうのに、いつまでも保有し続けてしまう。人間の感情のまま投資をしているとそのような結果が必ずといっていいほど出てしまいます。

 

そこで、その対策となるのが株式の売買ルールになるのです。例えば、どんな銘柄を選定するのか。その銘柄はどうなったら購入するのか。購入した後はどうなったら、売るのか。どうなったら損切りになるのか。こういったことを決めていかなければいつまでたっても感情での投資になります。

 

個人投資家のほとんどがこのルールを持たずに投資を行っているために、大きな損失を出してしまうのです。投資家の8割、9割が負けているという理由もそこにあるわけです。実は、私もこれまでに大きな損失を経験しました。

 

大きな損失を経験したタートル森高

今から10年以上前に、300万円というお金をもって株式投資を始めました。しかも、大きく儲けたい私は何も勉強することなくその300万円というお金を大きく儲けたいという理由だけで1点買いしていました。

 

当時、監理ポストに入っていたシーマ(7638)という株を大量に購入しました。当時、20円という価格で購入して23円で売ったので、30万円以上儲けました。しかし、その株は50円近くまで上がっていたので大きく売るタイミングを間違いました。

 

その後に、フォーサイドドットコム(2330)を購入しました。当時は、過去1年間で3分の1程度まで下がっていたのでもっていたら上がるのではないか。そんな期待をもって購入しました。しかし、ライブドアショックにあい価格は購入価格の10分の1ぐらいになります。

 

それもしばらくもっていればよかったのですが、私はそれにたえられずに資産は一気に30万円まで減ってしまったのです。こうして、一攫千金を夢見た株式投資はほろ苦い経験からスタートしています。

 

そんな痛い経験を経てようやく相場について学び始めてきます。メンタルの重要性やルールの必要性そういったところを初めて真剣に考えていくようになったのです。私は、自分の実体験からルールをしっかり作る必要性。損切りが必要なことだと学んだのです。

 

勉強代としては、相当痛い出費でしたけどね。それでも、その後のことを思うとそれはよかったのだと思うようにしています。もし、あのタイミングで株に失敗していなければ何も学ばないままにFXでレバレッジをかけて借金を背負うことになっていたかもしれないからです。

 

そのように考えると、まだ早めに現物の株でやられてよかったなあって思っています。おそらく、今後一生忘れられないような出来事ですがこのことが私のその後、投資を必死で学ぶきっかけをつくっていったのです。

 

売買ルールは実はシンプル

ちょっと私の話にそれてしまっていましたが、その後に私が勉強して株式売買のルールの作り方で最低限必要なことについてお伝えしていきますね。あなたは決して私のような損失はだしてほしくないので気をつけてくださいね。

 

① 銘柄選定 & 環境認識

 

② 買いに入るタイミング

 

③ 損切りをどこに設定するのか

 

④ 出口のタイミング(儲けたときの)

 

この4つになります。多くの個人投資家が考えるのは①の銘柄選定。ここだけってことが多いです。どの銘柄がいいですかね。そう考えて株のことを考えています。ほとんどの人が基本的にこの発想です。

 

しかし、その発想をしている限り残念ながら損失を出す8割、9割の方に入ってしまいます。銘柄選定も大事ですが、それ以上に今の日本株の環境はどうなのか。買いに入るタイミングの方が重要だったりします。

 

同じ銘柄を買ってもタイミングによって底の時と天井の時がありますよね。今、その銘柄がどこにいるのか。底なのか。天井なのかというのがある程度わかっていなければ株で資金を増やすことができません。

 

ずっと、黒字経営のトヨタ自動車を購入しているからといって株価がずっと上がり続けるというわけではないということです。その辺りのことを考えていかなければならないということです。

 

なので、買わないって時期が実は大事だったりするわけです。高値だと自分が判断するのであれば、買うのではなく待つ。それも株式売買のルールの中で大きなものだということです。ちょっと、長くなりましたので、次回にこのルールの詳細についてお伝えしていきます。