日経225先物の(2020年6月15日~)週刊シナリオ

今回は、毎日解説している日経225先物の見通し、予想を少し長いスパンで解説しました。6月15日からの週が大きなポイントになるので見ておいて損はないと思います。

シンプルで簡単な分析しかしていませんがトレードで勝つためには、インジケーター組み合わせではありません。

大事なのは、相場の方向性を確認してトレンドに乗っていくことです。予想ではなく、現在どうなっているのかの確認をして戦略をたてていく。

 

それがトレードで勝つために最低限行っていくことです。上がりそう。下がりそうと予想をしているうちはただのギャンブルです。

日経225先物の見通し

今日も日経225先物のチャート分析をしていきたいと思います。まず日経225先物9月限の月足になります。9月限のチャートなので、その点はご注意ください。

まず月足ですが、いつものように紺色のところの抵抗帯で頭を押さえつけられて上ヒゲをつけて下落してきています。

ちょうど移動平均線付近で一旦跳ね返っているので、この辺り移動平均線を割ってくると大きな下げになる可能性があるので、その辺りを気にしておいてください。

 

あともう一点月足で見とくのは、高値を切り下げてきているということです。高値を切り下げてきているので、ちょうどトレンドラインの所にぶつかって下落してきているので、そのあたりも一つのポイントかなという風に思います。

次、週足です。週足のポイントは先週かなりでかい陰線をつけてるんですが、ポイントとしては今週が今のまま陰線つけるのか陽線つけるのかがポイントです。

今週が陰線になると、先週が高値になります。ということは、ここから高値切り下げしてますので、下落トレンドの中にいるということが判明します。

 

実際移動平均線も下向きになっていますので、かなり陰線がつく可能性が高いかなというふうに私は見ています。なので来週のこのローソク足がどうなるかというのが、かなり重要になると思います。

もちろん一旦陰線をつけた後に切り返して上昇してくるというパターンもあるんですけど、移動平均線の形からいくと、ここで一旦下げてもう一回下がってくるというのがセオリーだと思います。

 

なので今週の終値を見た後にその辺りは解説したいと思いますが、そういう下落の可能性がかなりあるんだよという話でここは覚えといてください。

次、日経225の先物の日足です。日足のポイントは、さっきの週足とは真逆なんですけど、〇で囲んだローソク足がポイントです。

なぜこのローソク足がポイントかというと、これまで安値切り上げ・高値切り上げで上昇トレンドしてきた日足なんですけど、一旦大きく下げてその後に大きな下ヒゲをつけて上がってきています。

 

これというのはグランビルの法則の2番に当たるパターンで、ここから大きく反発するパターンの時に出るローソク足です。

ただ下ヒゲを付けてるんですけど陰性になってるので、その辺りはちょっと弱いところです。これがピンバーで陽線になっていれば、かなり上昇の可能性が高いです。

 

しかし、今回は陰線になっているんでちょっとどっちか分からないなというところです。ただグランビルの法則2番を狙っていくのであれば、これは買っていくということになります。

また、窓もちょっと開いてるんでここを埋めてくる可能性はあるかなというふうに見ています。ここを埋めてきて下がる、あるいは上に上がっていくか、どちらかという感じです。

 

なので結構日足も、月曜日の日足、ニューヨーク時間も含めて日足、24時間の日足が結構大きいポイントになると思います。

 

これが陽線で直近高値を超えている、あるいは始値を取り戻して終値が22,270円を超えていたのであれば、私は月曜日間違いなく買っていました。

ただ、下に大きく突き抜けているのが陰線になっているので、かなり下落する可能性があると思います。一応まだ日足レベルでは、上昇トレンドの中ではあります。

4時間足は、高値切り下げ、安値も切り下げています。あとここも高値を切り下げてきているので、安値を切り下げるのか、もしくは切り上げてくるのかというところがポイントになります。

もう一個4時間足で重要なポイントとしては、ここのトレンドラインです。ここで三角保ち合いが綺麗にあるので、ここは外せないポイントです。(動画撮影時には、まだ三角保ち合いの中でした。)

 

どっちに抜けるのかというのがポイントになってきます。仮に上に抜けた場合というのはついていく必要はないんですけど、下に抜けた場合は確実に売っていって良いと思います。

結構強気で売っていって良いと思います。なぜかというと、安値を切り下げてきている、高値も切り下げている。ここからもう一段安値を切り下げてくる可能性というのがかなりあるからです。

 

なので、この三角持ち合いを下抜けた場合は売っていった方がいいと思います。上に抜けた場合は無視でいいんです。

ただ、先ほどお伝えしたようにこの下ヒゲの形はグランビルの2番になる可能性があるので、上がっていく可能性はあります。

 

上がっていく可能性はあるんですけど、陰線なのでリスクがちょっと高いというところです。これでもう一度三角保ち合いのトレンドラインを引いていきます、これ結構重要なんで。

1時間足も今保ち合いの状態です。一旦は安値切り下げて高値切り下げて、完全な下落トレンドだったのですけが、そこから上がって安値切り上げて高値も切り上げています。

 

ただ安値切り上げて高値切り下げてる状態なので、今保ち合いの状態です。なので持ち合いを抜けるまでは無理してエントリーする必要はないんですが、ポイントとしてはこの4時間足と1時間足で同じ三角保ち合いができているというところです。

 

ちなみに、15分足でも5分足でも同じ三角保ち合いがブレイクのラインになってるんです。ということは5分、15分、1時間、4時間、全部の時間軸でこの三角保ち合いがポイントになっている。

節目になっているということが分かると思います。こういう時は抜けたらすごく大きく動くので、下に抜けた場合は売っていく、ちょっと強めに売っていくみたいな感じで大丈夫だと思います。

 

上に抜けた場合は、僕は今回はスルーします。上に抜けてもそこそこ上がる可能性はあるんですが、1時間足レベルでいうと上に抜ければ上昇トレンドです。

なので上に抜ける場合はスルーでもいいんですけど、下に抜ける場合はかなり売っていって良いかなという風に思います。

 

結構トレンドの分かれ目のところに今現在いるので、上抜けても結構上に行く可能性があるのはあります。

結構上がる可能性もあるんですけど、下がる可能性の方がより強いかなという風に私は見ているので、売りの時にのみエントリーをするという形になります。

 

売りになると5分も1時間も4時間も全部入っているので、 同じ節目のラインなので、大きく下げてこの直近安値を割ってくる可能性があります。それを考えるとやっぱり売りで狙っていきたいです。

なので短期中期で見てどっちで見ても、売りでこのトレンドラインのところで入ればいいということです。なのでスイングでもデイトレでもどっちでも、この三角保ち合いをポイントに売買していけば良いことになります。

 

まとめると、長期的な話でいうとここの月足の移動平均線を割るかどうかというのが、一つ目のポイント。もうひとつのポイントが、週足が陰線をつけるのか陽線をつけるのか。

月曜日のポイントとしては、日足のこのローソク足です。この日足のローソク足を、窓を埋めて上がっていくのか抜けていくのかというのを覚えておきましょう。

 

要はこの月曜日の中で窓を埋めにいくのかどうかというのが一つのポイントです。埋めずにそのまま下げるのであれば、4時間足のところで見たこのトレンドライン、三角持ち合いを下に抜ける時に売っていくという形になります。

短期的に5分足とか15分足でもこのトレンドラインを基に売買すればいいと思うので、4時間足で、5分でも15分でもいいんですけど、このトレンドラインを気にしておくというのが重要なポイントになります。

 

このようなシンプルな分析で売買している実績は、6月の売買成績で公開しています。5月の売買成績はコチラになります。トレード日記もご参考にしてください。