リップル(XRP)建てヘッジファンドの本当の意味とは?

このページは、リップルXRP)建てのヘッジファンドが登場したことの本当の意味についてお伝えしていきます。そもそも、ヘッジファンドとはなにかというと投資家からお金を預かったものを運用する組織になります。

 

大きなお金が動きますので、株やFXの世界では事実上ヘッジファンドが相場操縦をしているとみられています。それぐらい大きな金額を集めて投資しているプロの投資家集団になります。

 

そのプロの投資家集団のヘッジファンドがリップル(XRP)建てでヘッジファンドを作ることが11月29日に発表されたのです。なので、そのニュースとその裏にどんな動きがるのかというのを考えていきます。

 

リップル建てヘッジファンドの意味とは

リップル建てのヘッジファンドは、「Arrington XRP Capital」という名称で約111億円規模になります。アメリカのIT系企業として有名なTechCrunch(テッククランチ)の創業者・マイケル・アーリントンが新たに立ち上げます。

 

このヘッジファンドの配当は、円やドルなどの国際通貨ではなくリップル社のXRPで配当を受けるというものです。なので、かなり革新的なヘッジファンドになりますね。このポイントは、国際通貨ではなく、仮想通貨のXRP建てであるということです。

 

リップル社が今後なくなることがあったり、XRPがなくなるものであると考えられていたらこのようなヘッジファンドを立ち上げることは不可能なわけです。なので、リップルの投資が安全だと思う人が出資をしたということです。

 

このファンドもやがては、仮想通貨のヘッジファンドにいずれはなってくるのでしょうが、現状ではリップルをメインにしています。マイケル・アーリントンがリップル社の仮想通貨XRPを気に入っていることがうかがえますよね。

 

実際に、マイケル・アーリントンは金融業界のインフラを作るシステムに未来を感じてXRP建てのファンドに決めたのだといいます。リップル社の株を10%超もつ、SBIの北尾会長にも似ているような気がしますね。

 

このニュースを聞いて、まず思ったのはいよいよリップル社のニューヨーク証券取引所の上場が近いのかなと思いました。なぜなら、ヘッジファンドがバブルだといわれている仮想通貨に、しかも4番目の暗号通貨のXRP建てで投資を行うからです。

 

マイケル・アーリントンのもとには、すでにリップル社が上場する情報が入っていて・・・価値が大きく上がる前にXRP建てのヘッジファンドをつくっておきたいとの思惑があるのではないか。そんなことを一番に感じました。

 

実際のところはわかりません。株式上場の動きはないのかもしれません。ただ、私の個人的な予想としては2018年中にもあるのではないかと思います。それぐらいのスピードで、リップル社は成長を遂げてきています。

 

アマゾンとの提携でXRPシステムが利用されるようになれば、いよいよという形になるでしょう。そして、そのころには国際送金のシェアについてもswiftからかなり奪っていることでしょう。(もしくは、提携)

 

リップル社が株式上場するワケ

リップル社がいま、金融の分野でやろうとしていることの半分の達成ができれば、株式市場への上場は間違いなくできるでしょう。ただ、そのタイミングがいつなのかといったことぐらいだと思います。

 

それぐらい、しっかりと金融業界のインフラの役目を着実に一歩ずつすすめてきています。クレジットカード会社アメックスとの提携もそうですし、ビルゲイツ財団との「mojaloop」もそうです。

 

インターネット上でリップルは、仮想通貨なので株式上場する必要がない。新しいコインをつくってICOで資金を集めればいいという主張を見ましたが、それは明らかに間違いですね。

 

ICOで資金を集めればいいというのは、間違っていません。リップル社がもう一つの仮想通貨を作ることは可能でしょう。しかし、リップル社はそのような資金調達の手段をとらないと思います。

 

なぜなら、彼らは株式上場をすることを目指しているからです。その証拠にGoogleやapple、マイクロソフトからの出資を受けています。出資をする側は、見返りになにをもらうのか。これを考えるとリップルの株式上場は必須です。

 

SBIの北尾会長は、リップルに金融のインフラをつくるということも期待していると思いますが、それと同時にリップル社がニューヨーク株式市場に上場して、もっているリップル社の株の価値が高まることを期待して出資しているのだと思います。

 

そこには、Googleやapple、マイクロソフトなどが出資している事実。金融業界がswiftという石器時代のような代物をつかっている現実を考えると、インフラが塗り替わる可能性が極め高いと判断したのだと思います。

 

そのあたりは、SBIの北尾会長はアリババでソフトバンクの金庫番時代に兆のお金を残してきたことから先見の明があると思います。お金の匂いに敏感なタイプだと思うのです。SBIは金融機関なので、あるべき姿だと思います。

 

ヘッジファンドのリップル建ての意味まとめ

ヘッジファンドをつくるマイケル・アーリントンは、リップルが作り出そうとする未来に共感を抱いていることが、XRP建てのファンドを形成した理由になっています。

 

表向きはそうでも、裏ではリップル社の株式がニューヨークに上場するのでXRPの価値が上がる。だから、先にスタートしようと考えたのだと思います。リップルの場合は、いろんな魅力があります。

 

Googleやapple、マイクロソフトとは提携していますが今後は、クレジットカード大手のマスターカードやVISAカードとの提携が行われるでしょう。その先には、AmazonでXRPが使えるような未来があります。

 

なので、もしかするとこちらの情報をマイケル・アーリントンはいち早くしっていたのかもしれません。いずれにしても、100億規模のヘッジファンドがリップル建てで配当を配るということです。

 

株式上場やアマゾンの提携が仮になかったとしても、流動性が高くなるリップルの価値が高まることは間違いありません。年明けには、SBIがXRPの取引を開始することも控えていますので目が離せない仮想通貨であることは間違いないですね。