今回は、2019年7月29日の週の日経225・ドル円・SPX500の見通しを予想(確認)して戦略をたてていこうと思います。先日までは、ダウの戦略を立てていたのですが、S&Pに変更しました。
ダウからSPX500に変更した理由は、日経との相関性を考えてです。日経とダウはかなり乖離しているのですが、アメリカの指数ではSPX500が最も相関性が高い。だからSPXに見通し予想銘柄を変更しました。
それでは、順番に日経225から分析して、ドル円、SPX500と見ていこうと思います。最後までお付き合いいただけたらと思います。
目次
日経225の見通し予想
まずは日経225は大きな目線で見るために月足のチャートから見ていきます。
月足の日経平均は、三角保ち合いです。下落方向に抜けやすい角度の三角保ち合いですね。ただ、現状は上のトレンドラインにぶつかっています。
29日~31日の相場で、今月のローソク足が陰線になるのか。陽線になるのかが注目ですね。現状では、陰線の十字なのでトレンド転換を示唆するローソク足です。FOMCがあるので、大きく動くことは予想されます。
アノマリー的には、8月、9月は下げなのでトレンドラインを上にブレイクして上昇というのは、なかなか考えにくいかなと思います。出来高がどんどん減っていることにも注目です。次に週足を見てみましょう。
週足を見れば、三角保ち合いだけでなく上下に価格帯の抵抗線を挟んで保ち合いをしていることがわかります。こういう保ち合いは、中間ぐらいが意識されます。
その中間に現在います。そして、三角保ち合いがどんどんしゅうそくを迎えていますので、1月以内には、どちらかにブレイクするかなと思います。
三角保ち合いを抜けても上と下には両方ともブルーの抵抗線があるので、なかなか一気に抜けていくことは想像しづらいところです。特に上は、何度も何度も挑戦して跳ね返されている価格帯です。
投資家に相当意識されているラインなので、上に一気に抜けるというのはなかなか考えにくいというのが現状のチャートからはわかります。それでは、次に日足を見えいきましょう。
日足でみても上下に抵抗になる価格帯があります。なので、三角保ち合いで上抜けしても青のラインから下落というのが見えてきます。なので、ここはいったん上がってくるのを待って空売りというのがメインシナリオになります。
逆に、今からどんどん下落していった時の反発ポイントとしては中間領域の21,000円あたりが一旦の反発ポイントになることが予想されます。21,000円を一気に突き抜けるようだと、大きく下落する可能性もみておく必要があります。
そうなった場合は、大暴落も期待できます。なので、三角保ち合いをブレイク後はしばらくの上昇もあり得ると思いますが、最終的には大きな下落。
しばらくの上昇を狙うか。暴落を狙うかは戦略次第になると思います。私は暴落を狙うのが好きなので、暴落を狙って待ちたいと思います。
ドル円の見通し予想
次にドル円の29日からの週の見通しをチャートから見ていきましょう。まずは、日足です。
ドル円は、先週の見通しで話していた通り買っていたら利益とれましたね。平行チャネルを抜ける前が絶好の買い場だというお話しをさせてもらっていました。
平行チャネルを上抜けしてブレイクしてきましたね。ここからのポイントは直近高値を上にブレイクするかどうか。109円を抜ければ、さらなる上昇の可能性が高いです。
逆に109円が抵抗帯になり下落すると大きく下落する可能性があります。週足のチャートを見てください。
週足を見ると大きな下落トレンドの中にまだいることがわかります。なので、上抜けできない場合は105円付近まで下落トレンドが続く可能性が高いと思います。
買いは逆張りなので、建値に逆指値をおくなどの資金管理をして利益を大きくと同時に損失にも注意するようなトレードを戦略にしておきましょう。
SPX500の見通し予想
アメリカの指数の中で、もっとも日経225と相関関係のあるSPX500のチャートを見ていきます。まずは、大局を見るために月足から見ていきます。
SPX500は、リーマンショック以降ずっと上昇トレンドで上がり続けています。今月にまた最高値を更新して、アセンディングトライアングルを上にブレイクしました。
このまま上昇し続けるかというのは不明ですが、史上最高値というのは節目がないので投資家としてはどこで決済売りをするのかというのが非常に難しいですよね。
あと、この月足のチャートに私がトレンドラインを引いています。バブル相場になると、このトレンドが三段階に角度が上昇して暴落していきます。それは、相場の世界ではいつも繰り返される値動きです。
現在は2段階まで来ていて、3段階目を形成しようとしています。3300円ぐらいまで、急上昇すると一気に暴落という展開が予想できます。次に日足のチャートを見ていきましょう。
日足で見ると、やや上昇のパワーが弱まっていることがわかります。7月26日も高値を更新している状況ですが、そろそろ下落が始まってもおかしくない形です。
RSIもダイバージェンスしていますし、最近的中率が高い暴落サインのヒンデンブルクオーメンも現在点灯しています。
移動平均線を割れば空売りでエントリーしてもいいかなと思うぐらいの状況です。今週は、FOMCもありますし利下げで材料出尽くしで下落。噂で買って事実で売るという相場格言が現実になるような気がします。
ただ、まだまだ上昇トレンドの中ですので空売りはしっかり損切りの逆指値を入れるのは必須です。今週は、アメリカ株が大きく動きそうなので、一番注意してみておきましょう。
今週戦略のまとめ
今週は、FOMCがあります。利下げ幅がどのようになるかで、相場は大きく上下することが予想されます。私のメインシナリオは、材料出尽くしでアメリカ株、日本株は下落を予想しています。
アメリカの指数が暴落すれば、世界同時株安になりますので昨年のクリスマス相場のような暴落になるかなと思っています。もちろん、日本株も大きな影響をうけますので買いポジションをもっているかたは注意です。
逆に利下げが予想以上の場合は、爆上げになる可能性もあります。なので、FOMCの発表次第の1週間になるでしょう。久しぶりにボラティリティが大きくなる可能性が高いので楽しみです。
②日経225先物の空売り
③アメリカ指数の空売り