昨年12月に世界同時株安が起きてからしばらく経過しましたね。アメリカ株を中心に上昇してきていますが、私は相変わらず株価は下落する方向で見ています。その理由と日経225先物の売り時がいつなのかというのを見ていきます。
まずは、日経225先物のチャートからご覧いただけたらと思います。これは日経225先物の月足のチャートになっています。
参照:https://jp.investing.com
見ていただけるとわかると思いますが、日経225の月足はトレンドラインがキレイに効いていてそこから反発しています。なので、本格下落は月足のトレンドラインを割ったタイミングになります。
そして、私が今回下落するだろうと思っている理由は2つあります。一つは、チャートの形が明らかにヘッドアンドショルダーを形成しようとしているからです。これは下落の時の典型的なチャートパターンです。
上昇相場から下落に転じる時に多く出る形です。なので、今から右肩を作って下落していくというのがチャート分析ができる人ならだれでも予測できることになります。
そして、もう一つはRSIのダイバージェンスです。ダイバージェンスとは、チャートとRSIが逆行する動きです。日経225先物が高値を更新していますが、RSIは高値を更新することなく下落しています。
これを見て、買いの圧力が以前に比べて弱くなっていることがうかがえます。ダイバージェンスは、4時間足や日足レベルだとだましになることはあるのですが、月足レベルのダイバージェンスはだましは少ないです。
そういう意味からみても、下げるだろうというのが予測つきます。あとは、その時期がいつになるのかというところだけです。下げ目線というのは、個人的に変えようがありません。
目次
直近の売り時
月足レベルの大きな視点で見ると、下落の可能性が極めて高いことがわかりました。では、いつ下げるのというのが気になるところですよね。個人的には、もう遠くなく暴落がやってくるとにらんでいます。その解説をするために日足の日経225先物のチャートを見ていきましょう。
参照:https://jp.investing.com
ちょっと見えにくいかもしれませんが、売り圧力が強いポイントにブルーのマーキングをしています。直近高値の21,870円付近が私が考える売り時になります。
シナリオを考えると、高値更新をせずにWトップをつけて下落というのが私が描いている最も可能性の高いシナリオです。もちろん、外れることもありますがここの反転ポイントはかなり強いです。
反転ポイントを見つけるコツ
チャートをよく見てもらえればわかりますが、何度も頭を押さえつけられているポイントが21,870円付近なんです。直近もそうですし、2018年12月13日、14日もそうです。
11月14日~11月20日にも何度も上値をトライしていますが抜けることが出来ていません。それは、10月31日と11月1日も同じです。こういう何度も上値を抑えられているポイントは簡単には上に抜けません。
なので、21,870円付近が当面の売り時になります。ただし、注意が必要なのは私がなぜ21,870円付近というのかというところです。相場というのは常に行き過ぎるものです。
買いの心理になると目途になる価格を少し突き抜けて戻ってくるということがよくあります。なので、21,870円付近になるわけです。22,000円ぐらいまでは誤差の範囲かなと思います。
なので、空売りで戦略をたてるのであれば21,870円~22,000円の間に売りを入れるというのが私が描くメインシナリオになります。大きな暴落がもう少しでやって来るでしょうから参考にしてみてください。
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