このページは、W3C(World Wide Web Consortium)がGoogle、apple、マイクロソフト、Facebookなどで仮想通貨決済を可能にする共同のシステムを開発していることについてお伝えしていきます。
また、共同で開発しているブラウザAPIをGoogleやappleなどが利用することも発表されています。要は、インターネット上のすべてで仮想通貨で決済をすることが近い将来可能性ができてくるということです。
目次
APIが実現した後の未来とは?
このニュースはCoinDeskから発表されたものなのですが、いまいちよくわからないという人がほとんどだと思います。例えばどういうことなのかというと、インターネット上で、これまでのように氏名や住所などを入力する必要なく仮想通貨のみで決済できる。
APIがGoogleやappleなどで実装されると、仮想通貨のウォレットアドレスだけおくればいろんなものが購入できる。そのような未来がまっているのです。これって、購入者側からしたらかなり楽ですよね。
現在であれば、違うサイトにいけばすべて氏名や住所、電話番号、クレジットカードなどを入力していかなければなりません。それが、まったく必要なくなるのです。これは、会社側からしてもいい面がすごく多いです。
これまで、決済のために氏名を入れてもらう途中でめんどくさいのでやめたって人もこれなら途中でやめることがなくなります。つまり単純に売り上げが上がりやすくなります。
なので、かなり画期的なシステムになりますね。W3C(World Wide Web Consortium)は、インターネットの生みの親とも呼ばれるwwwの技術を推進し、標準化してきた団体になります。
そのW3C(World Wide Web Consortium)がGoogleやapple、Facebookなどと共同で決済システムをつくる開発を行っているのです。
リップルとAPI
では、そのAPIはリップルとどのように関係があるのでしょうか。実は、APIにリップルのシステムILP(インターレジャープロトコル)が使われているのです。
これは、Googleの従業員がTwitterの中で認めているので事実になります。なので、ファクトとしてAPIがリップルのILPを使っているということは間違いないでしょう。
また、10月に行われたリップルのカンファレンス「SWELL」にW3Cの開発者のティム・バーナーズ・リーさんが講演したことでも関係性の深さがわかります。
Googleやapple、マイクロソフトはリップル社に出資しています。なので、こういったシステムについてもリップル社が選ばれているのかもしれませんね。もちろん、ILPのシステムが優れていることが大きな原因であることは間違いないことですけどね。
ビルゲイツ財団とも提携して、モバイルウォレットでの決済の開発をしていることがわかっていますので、インターネットの決済の市場もXRPが取りに行くことになるような予感がしますね。
現状では、スケーラビリティの観点から国際送金はインターネットの決済のシステムはリップルが抜きんでていると思います。ビットコインなどは暗号通貨という位置づけになりますので、そのあたりがリップルと異なるのかなと思います。
また、リップルのシステムであるILPがインターネットの決済に利用されるということは、それだけXRPが流通するということでもあります。インターネットの決済のほぼすべてに必要になってくるとなると、XRPの価値はものすごいことになりますよね。
Googleなどの決済にリップル使用のまとめ
このニュースそのものは、2017年9月に報道されたものですのでタイムリーな話題ではありません。しかし、リップルにとっても仮想通貨全体にとってもとても重要かつ大事な情報になります。
どのブラウザを使っても決済に仮想通貨のウォレットアドレスだけの入力でいいというのは画期的なものだと思います。これがGoogleやappleに実装されると法定通貨よりも仮想通貨の方がより利用されるということになるかもしれません。
W3Cが率先しておこなっている今回のAPIは、通貨の概念を変えるほどの大きなインパクトがあると思います。そして、そのシステムにリップルのILPが使われるという事実はリップラーにとってはなんともうれしいニュースですね。
リップルは、このように国際送金だけではなくインターネットの決済も取りにいっている。ただの通貨ではなく、リップルの場合はシステムをメインに考えている。その中で、必ず使われるのがXRPになります。
なので、XRPの上昇はもちろんリップル社のアメリカの株式上場が見えてくると思います。本当にリップル社のサービスや会社には期待したいですね。
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